文字列を比較する-Java

compareToIgnoreCase　　大、小を区別せず、アルファベット順に比較する

contenEquals　　　　　　文字列バッファの内容が同じかどうか調べる

equalsIgnoreCase　　　　　大、小文字を区別しない場合に同じか調べる

matches　　　　　　　　　正規表現にマッチするか調べる

regionMatches　　　　　　指定した範囲の文字列のみを比較する

書式　　public int compareToUgnoreCase(String str)
　　　　public boolean contenEquals(StringBuffer sb)
　　　　public boolean equalsIgnoreCase(String str)
　　　　public boolean matches(String regex)
　　　　public boolean regionMatches([boolean ignoreCase,]int toffset,String  
　　　　other,int ooffset, int len

引数　str:比較の対象となる文字列、sb:比較の対象となる文字列バッファ、regex:正規表現、ignoreCase:大文字、小文字を無視するか、toffset:比較される文字列のオフセット、other:比較する文字列を含む文字列、ooffset:比較する文字列のオフセット、len:比較する文字列

compareToIgnoreCaseメソッドは、大文字、小文字の区別をせずに、文字列をアルファベット順に比較します。引数に指定した文字列が、比較お対象となる文字列よりも後ろに来る場合は負の値、等しい場合は0、前に来る場合には正の値を返します。

contentEqualsメソッド八文字列が指定した文字列バッファ(StringBufferオブジェクト)と同じ文字の並びを持つ場合、trueを返します。

equalsIgnoreCaseメソッドは、大文字、小文字を区別せずに比較して、等しければtrueを返します。ここでの等しいとは、以下の３つのうちどれか一つに該当する場合をいいます。

・”==”演算子で比較した場合にtrueが返される

・Character.toUpperCase(char)を両文字列の各文字に適応すると、同じ結果が得られる。

・Character.toLowerCase(char)を両文字列の各文字に適応すると、同じ結果が得られる。

regionMatchesメソッドは、指定した範囲の文字列のみを比較します。

/*文字列を比較します
public class STCompareStringSample {
  public static void main(String[] args) {
    String str= "Java!";
    String strUp = "JAVA!";
    String strMes = "Do you enjoy Java?";
    StringBuffer strBuf = new StringBuffer("JAVA!");
    if (str.compareToIgnoreCase("C!") > 0) {
      System.out.println("C! > Java!");
    }
    if (str.contentEquals(strBuf)) {
      System.out.println(str + "と" + strBuf + "は等しいです。");
    }
    if (str.equalsIgnoreCase(strUp)) {
      System.out.println(str + "と" + strUp + "は等しいです");
    }
    String strNum = "0123-456";
    if (strNum.matches("[0-9]{4}-[0-9]{3}")) {
      System.out.println("7桁の郵便番号です。");
    }
    if (str.regionMatches(0, strMes, 13, 4)) {
      System.out.println(
        str + "の０文字目からの４文字と" + strMes + "の１３文字目からの４文字は等しいです。");
    }
  }
}

実行結果

C! > Java!

Java!とJAVA!は等しいです。

７桁の郵便番号です。

Java!の０文字目からの４文字とDo you enjoy Java?の13文字目からの4文字は等しいです。